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米麦二毛作の麦ワラすき込み アイデンカルス施用事例

群馬県での米麦二毛作の事例

麦の収穫後、水稲の作付け前にアイデンカルスを施用しています。
大麦小麦あわせて30ha、水稲20haの規模で栽培を行っているため、麦の収穫が終わってから麦ワラをすき込み、水を張って、代かき、水稲の田植えまでが時間との戦いという状況です。
すき込んだ麦ワラが腐敗してガス湧きするのを抑えるためにアイデンカルスを使用しています。

麦刈りから田植えまでの時間が短く忙しいため、春のうちに予めアイデンカルスとミネラル資材や米ヌカ・硫安などを混合増量して、米袋に詰めて準備しておきます。


袋詰しておいたものを現場まで運び込み、ライムソワーに投入して散布します。
10kgのアイデンカルスに各種資材を65kg混合して、75kgに増量し、この量を10aに散布しています。
この資材の組み合わせの場合は、ライムソワーにおよそ250kgほど入りますので、1枚30a前後の水田にちょうど散布できる量になります。

撮影日:2010.6.3
撮影日:2010.6.3


その後のロータリーによる耕耘は忙しい中ではありますが速度を落として丁寧に行われていました。

撮影日:2010.6.3
ロータリーによる、麦ワラのすき込みを行ってから、田はそのまま放置しておきます。 この間微生物による分解が始まるため、出来るだけ時間をおくのが理想です。長く時間をおいた田ほど、後の代かき作業の際にワラの浮きが少なくなります。

水を入れドライブハローによる代かきを行います。表面に出ている麦ワラはそのままの状態ですが、土中にすき込まれたワラは黒褐色に変色して手でも容易にちぎれるほどになっています。


撮影日:2010.6.28

代かき作業後に水を足しても麦ワラはあまり浮いてきません。


通常通りの田植えを行います。


アイデンカルスを使用すると代かきの際にワラ浮き量が減ることと、何よりもガス湧きを抑え、根の伸張が良いのを実感しているというお話です。
周囲の田と比べて田植えが1週間も遅くなった時でも、遅れを取り戻してむしろ追越すほど生育が良く、不思議がられるほどだったということでした。

収穫の秋 アイデンカルスを使用して麦ワラをすき込んだ田の収穫が行われました。

撮影日:2010.10.12


アイデンカルスを使用した田で収穫されたお米は食味も良くなり、米穀業者からは名指しで取り引きされているとのことです。